FRPグレーチングの加工方法/切断方法・取り付け方

FRPグレーチングは、穴あけ・切断などの加工がしやすい素材です。そのため、自由で幅広い方法で施工・取り付けができます。このページでは、FRPグレーチングの切断(カット)・穴あけ・取り付けの方法について、動画や画像でわかりやすく紹介します。
当社ではFRPグレーチングのミリ単位のサイズオーダーや、用途に合わせた取り付け金具の販売もしています。床や壁、天井材にFRPグレーチングの使用をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事のポイント
- FRPグレーチングを綺麗に切断するための工具・切断方法がわかる
- FRPグレーチングの取り付けに必要な金具がわかる
- FRPグレーチングをサイズオーダーで注文できる
FRPグレーチングの切断・カット方法

FRPグレーチングは、金ノコやジグソーなど、一般的なのこぎり(切断工具)で簡単に切断することができます。
手引のこぎりでもカットは可能ですが、切断したい面積が大きい場合や、より手間なく綺麗に切る場合には、丸ノコや電動鋸を使ったカットをおすすめしています。
丸ノコ(電動鋸)を使ったカット方法
安全にカットするための注意点
- 切断作業中は大量の粉塵が出るため、防塵マスクを着用して切断作業をしてください。
- ダイヤモンドチップのついた刃・樹脂切断用の刃の丸ノコを使用すると、綺麗に切断ができます。
- ダイヤモンド刃でカットする場合、高速回転でカットすると焼けて黒くなる場合がございます。作業前に一度サンプル等をカットし、仕上がりをご確認ください。
FRPグレーチングの切断で用意するもの
・ディスクグラインダー(またはペーパーサンドなど)
・粉塵マスク

①カットしたい箇所に印をつけて切断

FRPグレーチングのカットしたい位置に、あらかじめペンで印をつけておきましょう。

カットする際、ペンでつけた印を丸ノコの先についている切り欠きに合わせながら切るとまっすぐ綺麗に切断できます。
②FRPグレーチングの切断面を綺麗に整える

カットしたままの切り口は、ガラス繊維やバリが出ています。

安全のため、ペーパーサンドやグラインダーなどで 切り口が平らになるよう仕上げます。
③FRPグレーチングの切断・仕上げ完了

断面が綺麗に整えば完成です。
ヤスリをかけることで、カットしたことがわからないほど綺麗に仕上がります。
当社では1ミリ単位のカットに対応

「自分で綺麗にカットできるか不安」という方に、当社ではFRPグレーチングを1ミリ単位のサイズオーダーで製作・お届けしています。
オーダーカットをご希望の方は、各商品ページのカート・またはお見積フォームから、サイズを指定してご注文ください。
FRPグレーチングの穴あけ

FRPグレーチングは、一般的な電動ドリル・ハンドドリル等を使うことで、簡単に穴あけができます。
画像では、電動の金属ドリルを使用してFRPグレーチングに穴をあけています。

FRPグレーチングの取り付け・固定方法

当社で扱っているFRPグレーチングの取付用具には、「取付金具」「コマブロック」の2種類があります。
どちらもFRPグレーチングへの穴あけは不要で、床や壁、天井に固定することができます。
各取付用具の使い方・固定方法をご紹介します。
①FRPグレーチング用取付金具

FRPグレーチングの溝にはめ込み、ボルトやネジで床や天井、壁に固定することができます。
耐久性の高いステンレス製のため錆びにくく、屋外でも長く使用いただけます。
当社では全8種類の金具をご用意しています。
取付金具・固定方法一覧
金具取付時の注意点

取付金具を安全にご使用いただくため、取付用具から次の取付用具までの間隔を1メートル以内にすることをおすすめしています。
FRPグレーチングのサイズにかかわらず、必ず4点以上を固定してください。
②FRPグレーチング用コマブロック

FRPグレーチングの溝にはめ込み、ボルトで床や天井、壁に固定することができます。
グレーチングの溝にはめ込んで固定するため、取付部材の存在感を抑えられます。FRPグレーチングのデザイン性を損なわない統一感のある見た目に仕上がります。
当社では全2種類のコマブロックをご用意しています。
金具取付時の注意点

コマブロックを使用する際は、安全にご使用いただくため、取付用具から次の取付用具までの間隔を1メートル以内にすることをおすすめしています。
FRPグレーチングのサイズにかかわらず、必ず4点以上を固定してください。