FRPグレーチング/ファイバーグレーチング
「FRP」とは「繊維強化プラスチック (Fiber Reinforced Plastics)」のことで、ガラス長繊維 (グラスファイバー)を骨材にして、プラスチックで固めた建材です。
一方「グレーチング」とは、一般的には道路脇の側溝によく使われている格子状の溝蓋 (みぞぶた)のことです。「Grating」は「格子」という意味です。
つまり「FRPグレーチング」とは、ガラス繊維強化プラスチックを格子状にした建材のことです。
FRPグレーチングは建築と相性が良い/床・壁
FRPグレーチングは、軽量で、プラスチック単体よりも強度が高いという特徴があります。耐熱性、耐寒性があり腐食にも強いため、屋外使用も可能。光を柔らかく拡散して、室内を明るくする性質もあります。
また、金属製のグレーチングと比べて、錆びない(腐食しない)、耐光性に強い(太陽光による劣化が少ない)、アルミより軽く鉄よりも強い(比強度)といった特徴があります。
このFRPグレーチングの最大の特徴ともいえるのが、デザイン性が高いということです。リフォーム番組「ビフォーアフター」等でよく紹介されるようになり、デザイン性、機能性の高い建築資材として、一般の住宅に使われるようになってきました。
キャットウォークなどの通路、バルコニーやデッキのデッキ材、テーブルやカウンターの天板、壁材や床材など、幅広く活用されています。
FRPグレーチングの5つの特徴
① アルミよりも軽く、鉄よりも強い
FRP(ガラス繊維強化プラスチック)は、アルミより軽く、鉄よりも強い(比強度)のが特徴です。
軽量のため、設置工事などの取扱が楽で、建材として使った場合も建築物への負担が軽いのが特徴です。素材自体に柔軟性があり、強度がとても強く割れたり、破断したりすることがありません。
② 耐食性(耐水性)に優れている
また、耐食性(耐水性)にすぐれ、鉄と違い、錆びず腐食もしません!薬品や水を使うような場所に使用しても腐食しないため、プールや水族館などの水周りにもよく利用されています。
船のボディーなどもFRPで作られているので、海水への強さがお分かりいただけると思います。デッキやバルコニーなど外部の床材や間仕切り材として使う場合に、この耐食性(耐水性)のおかげで、数年〜数十年という長期での使用が可能になっています。
③ 採光性が高いためデザイン性が高く、耐光性にも強い
このFRPグレーチングの最大の特徴が採光性の高さによるデザイン性の高さで、通常のグレーチングや壁と違って、光を通すため、見た目にもお洒落で、最近のデザイン性の高い住宅にマッチしています。
また、光に対する劣化(耐光性)にも強いのが特徴で、長期的に光が当たった状態でも、強度劣化は極めて少ないため、窓や間仕切りの採光壁としてもよく利用されています。
④ 穴あけや切断など加工しやすい
FRPは加工しにくいと思われている方がたくさんいらっしゃるのですが、確かにFRP自体は硬く柔軟性があり、とても強い素材なのですが、穴あけや切断などはドリルやジグソーなどがあれば簡単に加工することが可能です。
通常の金属のグレーチングに比べても加工が簡単なため、取り付け等の施工も楽で、様々な取り付け方にも対応できます。 こちらの「加工方法と取り付け方の解説」をご覧ください。
⑤ 電気絶縁性が良好
FRPグレーチングは電気に対する絶縁性があるため、金属製のグレーチングと違い、電気設備の周囲の建材としてもお使いいただけます。
当店を運営する「OOKABE GLASS」の建材サンプルサイト「e-sample.jp」で、当店の商品サンプルを手に入れることができます。
24時間カートでサンプル請求ができるので、当店ご利用のお客様にも喜んでいただいております。
FRPグレーチング/お客様の施工事例
FRPグレーチングの商品一覧/種類・価格
当社では様々な厚み、サイズのFRPグレーチングを取り扱っております。無料でお見積りいたしますので、お気軽にお問い合わせください。